【管理職として】部長の僕が休職に至った経緯と、その対策。

仕事

こんにちは、ふたそらです。

今回は管理職の私が

・休職に至った経緯

今後の対策

の2点をお話します。

今回の件で、健康第一・家族第一という事を再認識出来て良かったかなと思います。

休職中にブログも始めれたしね。←これが一番でかい

なぜ休職?←体と心が疲労の限界に達して崩壊。

原因1 クレーム連発で対応に追われた。

製造業あるあるとは思いますが、納品した物が不具合でクレーム&大至急修正という案件が多発。

しかも量産生産直前での重大な不具合発覚。

2ヶ月で4件くらいでしょうか。

かなりひどい。。

それで顧客からこのような不具合が出る会社の体質改善という是正勧告も発令。←そりゃそうです

それの内容がハードで。。

詳細な中長期計画作成と原因の深堀と対策をせよと。

しかもすぐ

いやいや、修正対応だけで手一杯なのに。。

さらに経営陣からも強烈なパワハラ(笑)

「今日中に修正しろ」

「今日中に対策内容を報告せよ」

原因2 家に仕事持ち帰り(=睡眠不足)

当然、クレームが発生しても通常業務はあります。

ですから通常業務が手に負えなくなるのは当然の事。

夜中に帰って、家でノートPCで仕事してました。

睡眠は毎日1,2時間。

こんなのが3週間は続いたかな。

最後の方はご飯食べながら寝てました…

そりゃ能率も落ちます。。

この時はとにかく

「今を頑張れば、苦しい今はいつかは終わる」

との思いだけでやってましたね。

いつ終わるかも分からないのに。

今考えたらバカらしいです。

最初から時間的にも無理な内容でした。

原因3 上司(経営陣)からの圧力

まーひどかったですね。

クレーム出して怒られるのは当然ですが、言葉のチョイスやトーンがパワハラレベル

「ええけ、はよやれーや」←訳「いいから、早くして」

「お前らがちゃんとせんけーじゃろうが」←「君たちがしっかりしないからだろ」

「バカかお前らは」←そのままw

私は愛読書の「反応しない練習」を読んでいたので、ある程度は反応しません。

しかし、この時ばかりは何故か反応してしまいました

理由は

・今回の不具合内容は仕事してたらたまたまだと分かる内容

・こっちの声も聞かずに一方的に怒鳴られた

・これが同じ会社の人(それも経営者)が言うセリフか?と普通に思った

からです。

ていうか、「バカ」と言うワード発言でアウトですが。

原因4 経営者・顧客に対して意地になった

ひどい事言われて、大人げなく「意地」になりました。

「絶対に不具合の出ない仕組みを短期間で作ってお客様と経営陣に認めてもらおう」

という、これまた冷静に考えたら無理な話。

すぐに解決させようと考えて行動してしまったのが間違いでした。

ほんと私の判断ミス

って、

ちょっと待て

経営陣は動いている僕たちを客観的に見れるんだから止めろよって今になったら思います。

毎日ほぼ徹夜で目も虚ろだったと思うし、見たら分かるかと。

ま、ここは求めてもしょうがないので。。

原因①~④の対策

原因1 クレーム連発で短期対応に追われた。

対策…顧客に対してコンプライアンスを求める

異常な短期修正要求に対しては経営者から直接問い合わせ、修正期間の調整を依頼する。

これは今の時代、すごく大切な事。

下請けに全責任を負わす体制も凄く納得がいかないし。

私も外注に出す事がありますが、受け入れ検査などしっかりやってます。

外注先の不良のせいで万が一クレームになったとしても、外注先に責任は求めません。

私なら受入検査の体制を整える事が優先で、外注先への改善命令はその次です。

原因2 家に仕事持ち帰り(=睡眠不足)

対策…仕事は家に持ち帰らない

これは説明不要ですね。

家に持ち帰る事が通常になってしまうと、

「それに合わせて無意識でそのペースで業務をしてしまう」

からです。

「家で絶対出来ないから、どうにかして終わらせる方法を考えよう」

こう習慣付ける事で道は開けるかなと。

原因3 上司(経営陣)からの圧力

対策…気にしない

今さら言っても変わりませんから。

(過去に言った事あり)

ほんと「相手を変える」事は無理だと思っています。

特に経営者は。頑固だし。←うちだけかな。これだから親族経営は×。

あとは、今度からボイスレコーダーをONにしたいと思います。

いざという時に自分の身と家族を守れるので。

しかしそんなものを使わざるを得ない状況って悲しいですね。。

この時点で愛社精神無いんでしょうね、きっと。

原因4 経営者・顧客に対して意地になった

対策…自分が出来る範囲を明確に伝える。

サラリーマンとしては当たり前な事。

しかし、こういう非常事態になると冷静でいられなくなります。

だからもし今度こういう場面になったら、

「自分が出来ると思っているより-30%」

を意識してこなそうかと。

余白を持たないと、いっぱいいっぱいになってしまいます。

「出来ない事は出来ない。」

ほんこれ。

特に仕組みに関しては数年のスパンで改革をする必要があります。

うちは従業員30数人程度で、改革もし易いですがそれでも何年もかかると思います。

社風もありますしね。

まとめ

  • クレーム時の無茶な短期対応←顧客に期間調整を依頼(経営者が)
  • 家に仕事持ち帰り←持ち帰らない
  • 上司からの圧力←気にしない
  • 顧客・経営者に対して意地になった←出来る範囲をはっきり伝える

とにかく、「無理な事をしても残念な結果になる」という良い教訓になりましたね。

これはあくまで「従業員がいる会社」の話です。

長年にわたって構築された会社の仕組みや社風を変えるのは「無理」です。

もし起業して自分一人で完結することだったら、多少は無理すると思います。

無理しないと成功しないと思ってるから。

結局「嫌われる勇気」の本に書いてあるように、

人の悩みは

「人間関係」

にあります。

だから、集団の中で上手くいってない事があってもそれは

「周りと会っていないだけ」

と考えて、自分を責めないようにしていきたいです。

もし同じ境遇の方がいたら「お前弱いな」と言われそうですが、

僕はそれでいいです。

「自分の未来は自分で決める。」

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